Category Archives: エサのお話!!!

エサのお話!!!


(株)小西養鯉場の橋本です(^^)

今回はお客様からエサについての質問を頂いております!

店頭でご質問いただくと普通に返答するだけなのですが

メール等でいただくとブログネタにしたくなっちゃいます(笑)

 

Q1:小西オリジナル飼料は色揚が入りつつ黄ばまないのは何が違うのですか?
 他社の色揚げ用で色揚げしてたのですがやはり黄ばみました。

A1:色揚原料が大量に配合されている飼料を大量に与えると黄ばんでしまいます。
当場の飼料は絶妙な配合割合で設計されているので食わせ込んでも黄ばみません(^^)
小西オリジナル飼料はスピルリナだけに頼らず、
海苔粉末などの特殊原料を使用することでテリが良くなり
きれいな発色になります!

 

Q2:当才にはまだ中粒は大きいと思いますが小西養鯉場の当才達は
 18℃以下になった時どのエサをあげているのでしょうか?

A2:粒大平均3.3mmの小粒を与えています!
小西オリジナル飼料のベーシックタイプ中粒(5.3mm)と同じ配合内容になります(^^)
きれいな体色になることはもちろんですが、免疫力を高める特殊原料を
多数配合しているので健康で丈夫な状態を維持しながら大きくすることができます。

 

Q3:墨はやはりエサでは濃くなりませんか?

A3:墨の濃淡は餌以外の要因が大きいと思いますが餌の種類によって
雰囲気は変わるはずです。
色揚の原料であるスピルリナは全ての色の元になりますので
墨を含めて発色を気にされる方は配合の有無は必ず確認した方がいいです(^^)

 

Q4:スピルリナは、からし黄葉の色もあげてくれるのか、
やはり品評会に向けて仕上げる為に小西オリジナルとはまた別に何か使用してないのか。

A4:はい、色揚げ効果ありです!以前にもご紹介したのですが、
例えば養殖アワビの殻色は通常鮮やかな緑色になってしまいます!
しかし、スピルリナを配合した飼料を与えることで本来の茶色の殻になるのです!
着色するイメージではなく、本来の色を高める働きがあるのがスピルリナです。
当場は品評会へ向けても小西オリジナル飼料一本です!
細かな仕上げ方法についてはそれぞれの生産場で独自の方法があると思います(^^)

 

※以上、どうだったでしょうか。
飼料メーカー勤務時代に国内外の様々な魚種を担当した経験から
エサのことについて何でもお答えしていきます!
どんなことでもいいのでお気軽にお問い合わせくださいね(^^)/

(株)小西養鯉場
橋本

エサのお話!!!


(株)小西養鯉場の橋本です(^^)/

最近、少しずつ反響が出ているこのコーナー(笑)
これを見てエサを買いに来られる方が居ると
日頃テンションの低いわたくし橋本ですが
少し?テンションが上がります(^^)

さて今日はエサの性能についてです!

「エサはどれも同じでしょ」
と思っている人は結構居られます・・・(^_^;)

でも毎日口に入るものですから
目的に応じて使い分けると大きな違いが出てきます!

色揚げについては以前ご説明しましたが
ウチのオリジナル飼料の浮エサは3種類あり全て色揚げ入です!

・ベーシックタイプ
・増体用
・低水温用

冬眠の前後は低水温用!
水温18℃以上で体を大きくさせたい場合は増体用!
その間や一般的に使用する場合はベーシックタイプ!

これらはタンパク量や脂肪量を変えることで
それぞれ性能が異なります(^^)/
ぜひ使い分けてみて下さい!

それでは!
ここから先は元飼料メーカー勤務の立場からもう少し
詳しく説明していきましょう!
興味のある方だけどうぞ(^^)/

飼料は粗蛋白質や粗脂肪の割合などでカロリーが異なってきます。

カロリーの違いなどにより成長には大きな差がでてきます!
それらの性能を見るひとつの指標として増肉係数というものがあります。

EffectPlus_20180614_160059

飼料効率という場合もありますが
計算の分母分子が逆になっただけです(^^)
以前説明した給餌率とは違いますよ!

増肉係数とは魚を1kg太らせるのに必要な飼料の重量です!

上の表から
ブリをEPで育てた場合増肉係数が2~2.5ということは
1kg太らせるために2~2.5kgの飼料を給餌したということになります。

餌飼料の種類については次回以降ご説明しますが
増肉係数の高い餌飼料がダメというわけでもありません!

餌飼料の単価を増肉係数にかけたものを増肉単価といいますが
これが安ければ一番いいわけです(^^)
逆に単価の高い飼料でも増肉係数の低いものであれば増肉単価は
下がりますよね!

良い飼料を少量与えるか安い飼料を大量に与えるかということになりますが
水の汚れを考えると少量の飼料で飼いたいところですね(^^)/

エサのお話!!!


(株)小西養鯉場の橋本です(^^)

エサのことでよくお客さんに聞かれることのひとつに
「どのくらいの量のエサをあげればいいんですか?」
があります!

「手のひらいっぱいやってるが多過ぎるじゃろうか・・・?」
この質問は困ります・・・(笑)
お客さんがどのくらいの大きさの鯉を何尾くらい飼っているのか知りませんからね
(^_^;)

そんなときいつもお答えしているのは
“2~3分で食べきる量を与えてください” です(^^)
これは適当なようですが案外正確な目安だと思います!!

水槽で小さいまま飼いたい人には
“数秒で食べきる量”
余裕のある環境で鯉を大きくしたい人には
“5分から10分程度で食べきる量” とも言っています!

鯉の数が増えればエサがたくさん必要であることは
誰でもわかると思いますが
鯉が大きくなってもエサを増やす必要がありますし
水温が高くなってもエサを増やす必要があります!

つまり、
2~3分で食べきるエサの量というのは
いつもいつまでも同じ量とは限らないということです!!!
↑ 重要!!

ここから先は
元飼料メーカー勤務の立場から説明しましょう!
興味のある方だけ読んで下さい(^^)/

効率よく魚を大きくさせるために給餌率というものがあります!
こんなものです↓

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通常は日間給餌率が表になっています!
たとえば、
水温20℃の環境で魚体重800gの鯉にエサを与える場合
上の表から1.2%という数字がわかります!

800gの鯉が10尾いる池にやるエサの量は・・・

800×10×1.2%=96
つまり1日96gのエサを与えるということになります!
1日2回給餌する場合は96÷2=48gが一回のエサの量となりますが
これらはひとつの目安であって、
エサの性能(タンパク量、脂肪量など)で給餌率は異なりますし
ろ過能力などの違いによる水質や酸素濃度などの飼育環境によっても異なるでしょう。

ふつう、自分の鯉の体重なんてわかりませんよね(^_^;)
こんなものもあるので参考までに↓
(鯉の太り方で全く違ってきますのでこれも参考程度に)

 EffectPlus_20180517_161250

これらは全て一般的な考え方であって正解はいくつもあると思います。
自分の鯉、自分の環境についてはご自身が一番詳しいわけですから!


その他飼料に関する質問等がある方はいつでもお問い合わせ下さい(^^)/

エサのお話!!!


(株)小西養鯉場の橋本です(^^)

ネタが無いときのおきまりです(^_^;)

たまにお客さんから「色揚げとは何ですか?」
と聞かれることがあります。

色揚げの原料はとても高価なため
配合してあるエサとそうでないものとでは
値段が全く違います!

これが入っていないエサを長く与えていると
ほとんどの鯉は色が薄くなっていきます(>_<)
ごくまれに
いつまでもキレイな鯉が居ますが
それはホントに質の良い鯉ということです(^q^)

 

元飼料メーカー勤務の立場からもう少し説明しましょう!
ここから先は興味のある人だけ読んで下さい(笑)

色揚と書いてある飼料の裏などにある原料一覧を見てみて下さい。
“スピルリナ”と書いてあるものが色揚効果のある原料です!
ときどき“アスタキサンチン”と書いてある飼料がありますが
これは赤色の元になるもので
その他の色には効果が見込めないと思います。

エビミールなどが書いてある飼料もありますが
それも赤色の元です。

スピルリナは全ての色の元になります!
たとえば
通常の飼料で育てた養殖アワビの殻はなんときれいな緑色になってしまいます!
でもスピルリナを配合した飼料を与えると
ちゃんとした茶色の殻が出来始めます!!!

スピルリナってすごいですよね~!!!
体にも良いものなんですよ(*^^*)

ちなみに・・・
色揚げを与え続けると白地が黄ばむと思っている人が
居られますが
それはありません!
高配合した飼料を与え続けると黄ばむでしょうね(^_^;)

ウチのオリジナル飼料を与えていれば何も心配は要りません(^-^)/
代引配送もしますのでお試しあれ!!!

エサのお話!!!


(株)小西養鯉場の橋本です!

先日のGWイベントは大盛況でした(^^)/
ありがとうございました!
次回は夏にセールを予定しておりますのでお楽しみに!!

さて、最近では気温も上がってきて
寒い地域でも水温が上がり鯉が活性化している頃と思います!

餌止めしていた鯉たちで痩せているのを見ると
ついつい多く食べさせてしまいがちですが、
我慢して少しずつ餌の量を増やしていきましょう!

また、餌のやり始めは内蔵への負担も大きいので
鮮度の悪くなった餌は使用しないように気を付けましょう!
残っている餌は少しして混ぜながら消費すればいいと思います(^^)/

☆エサの保管について☆
餌の保管は酸化を防ぐために脱気して冷暗所に保管しておきましょう!
光が当たると餌の色揚げ効果が落ちてしまいますので暗いところで
保管しないといけません(>_<)

また、冷蔵庫であれば良いのですが冷凍庫への保管はいけません!!
餌の粒の隙間に氷の塊りが出来てしまい、それが解けたときに
水分を吸った餌の表面にカビが発生することになります!

温度差の激しい場所では保管容器内に結露が発生し、
それを吸った餌の表面にまたカビ発生の危険が・・・

と熱弁しましたが、
もっと早くに紹介すべきでは・・・?
ということは言わないでください・・・(-.-)

エサのお話!!!


(株)小西養鯉場の橋本です!

冬の間、エサをやれなかったところでも
そろそろ鯉たちが寄ってきている状態ではないでしょうか(?_?)


最低水温が10℃を下回らない
ようになれば、餌止していたところでも
少しずつ給餌を開始して下さい!

 

やる量を急激に増やさないことは
もちろんですが、
低たんぱく・低脂肪の低水温用飼料から
使用することをオススメします(^^)/

小西胚芽入飼料 低水温用 5.3mm中粒サイズ
15kg:13,500円
 5kg: 4,800円
1.5kg:1,500円

小西胚芽入 低水温用飼料 中粒

高たんぱく、高脂肪と同じく、色揚げ強化配合されている
エサも消化に良くないので、水温が上がるまでは
控える方が無難です・・・

また、昨シーズンの残りエサなどの古いものは
内蔵が活性化するまで慣らした後に
与える方が安心です(^^)


フンが浮く状態が続くと、
鯉がお腹を壊している状態です(+o+)


給餌量を減らすか、
数日間エサ止めして浮きフンが
無くなるまで様子を見ましょう(^^)/

冬の前後は失敗される方が
多いので十分鯉たちの様子に注意してあげましょう!

エサのお話!!!


(株)小西養鯉場の橋本です!

店頭に居りましてエサのことで
よく聞かれることは、
「寒い時期、いつまでエサをやってもいいのか」
ということです!

おおまかですが、
日中の最高水温が10℃を下回るようになれば
餌止めしてください。

これは、池や水槽の場所に依りますし
地下水の流入の有無にも依りますので御参考までに!

ウチでは冬の前後に使用するエサで、
低水温用飼料を販売しておりますので御検討下さい。
5kg袋と1.5kg袋を販売しております(^^)v

 

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