日頃の健康チェックが大事です
生き物であるかぎり、錦鯉も病気にかかることがあります。人間と同じく、日頃からの健康管理に注意することで、病気を防ぐことが可能です。
病気を引き起こす第一原因としては、飼育環境の急激な変化が拳げられます。極端な水温差、大量の水換えなどは、とくに注意が必要です。
錦鯉の健康状態は、日頃の泳ぎ方に表われます。鯉が健康なときは、群れ全体が池(水槽)一面に広がって自由に・泳ぎ、餌を与えるといっせいに群がります。
これが池の状態に問題があったり、鯉が病気にかかったりすると、違う動きを見せます。群れが一ヵ所に固まったりするときは、水質異常か、何らかの病気がおこる前ぶれです。池の表面で口をぱくぱくさせたり、水の注入口に集まったりするのは酸素不足が考えられます。
一尾一尾の動きについても注意が必要です。異常に速い動きをしたり、体をふらつかせたり、あるいは水面付近で動かなかったり・・・、いずれもなんらかの間題が生じていると考えるべきです。そんな時は、すぐに当店にご相談ください。
あわてず、魚体と水の状態を確認
泳ぎ方に上記のような兆候が見られれば、つづいて体表をチェックします。体に白い斑点や白い膜および充血が見られないでしょうか。これは水温が下がったときに見られる細菌性の病気です。
体表に、肉眼で見てとれる外部寄生虫がついているケースもあります。ウオジラミやイカリムシが寄生すると、池の壁面に体をこすりつけるしぐさをします。また、鱗の状態や、緋盤のなかに腫瘍がないかチェックをしてください。
さらに、水質検査試薬を用いて、水の状態を把握することも大事です。
治療に対しては、あいまいな治療知識はかえって危険です。病気の症状と、水の状態、濾過槽の状態などをプロに伝えて、病気の判定と治療法のアドバイスを受けるといいでしょう。
病気の原因の一つには、外部からの病気の持ち込みも挙げられます。品評会に出品した時や、鯉ハントで新しい鯉を持ち帰った時など、状態に応じて消毒しましょう。


